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寺小屋ブログ

夏期集中学習会(8時間耐久学習会)始動

いよいよ明日から8月ですね。受験生諸君にとっては、まさしく勝負の夏のスタートです。

夏は受験の天王山」とよく言われます。いろいろな意味の込められた言葉だと思いますが、私はこれを「夏は、受験勉強を ”やらされる勉強”から”自分のためにやる勉強”に変えられる、実質最後の機会」だという意味でとらえています。

夏休みに入っても7月中は多くの学校で「補習授業」などが組まれていて、午前中あるいは場合によっては一日中、学校に行っている という人も多いでしょう。もちろんそのことのメリットはたくさんありますし、暑い中、生徒のために一生懸命に「授業」される先生方の熱意には頭が下がります。

 でも、それは同時に、「決められた授業に参加し、決められた内容の講義を聴くだけの受け身な学習スタイルで、本当に自分にとって必要な勉強を主体的にこなしていく時間を失っている」とも思っています。

 一学期二学期の通常の通学時期は、平日は一日8時間は学校にいる生活を送っています。そして、50分×6時間の300分、実質5時間の授業を受けています。つまり、高校生は全員、一日5時間は机に向かって勉強しているはずです。でも、その時間の時間効率性はいかがでしょうか?

人によると思うので、一概には言えませんが、多くの人が、ただいるだけのお客さんになっていませんか?

でも、正直、受験は勝負ですので、「他人のふんどしを借りて、人任せで、人ごとのようにただ何となく時間を過ごしている人」は、「客観的に自分を分析し、本当に必要なことに集中して主体的に学習を進めている人」に、絶対に勝てません。

なので、受験生には絶対に「自分に今必要なことを明確に把握し、それを淡々と進めていける人」になってもらうことが必要です。

というわけで、寺小屋では、表題の通り受験生対象の「夏期集中学習会(8時間耐久学習会)」というのをやります。

この学習会期間中は、質問対応はしますが、基本的に講義授業はしません。生徒たちは1日8時間で終わらせるべき学習内容を決めて、私のチェックを受けて、参加します。

「なんだ、ただの自習か」と言うなかれ。ただ黙って座って、先生の講義内容をノートに書き写していればよいわけでなく、自分を叱咤しながら、8時間ただ黙々と学習を進めるのは、本当につらいですよ。

数年前までは、これを「夏期合宿」の形で、泊まり込みで、夜の部も含め12時間耐久でやっていました。コロナウイルス流行のせいでここ数年できず、今年こそはと思っていたのですが、昨今の爆発的な再流行の状況も踏まえ、とりあえず夕食前解散の通い合宿の形で、8時間耐久3日間で復活させます。

但し、人数の関係もあって、教室ごとの開催ということで、出石教室の生徒は今日(7/31)から8/2までの3日間、本部教室は8/3から8/5の3日間です。(ということは、生徒たちは3日間の耐久ですが、ずっと監督指導に当たる私は、6日間連続の耐久レースであることに、スケジュールを組んでから気付きました。もつかなあ?(笑)。齢54歳。まだまだ頑張ります!!)