同業の友人に叱られました
寺小屋塾長の久本です。
先日、卒業生からのメッセージを一部紹介しました。この仕事をやっている者として、やはり長年にわたって関わった生徒の成功と成長の姿を見ることは、本当に喜びです。
話は変わりますが、先日、東京で同じく個人塾を経営している友人と話す機会がありました。
「慈光さんの塾では、どんなことをやってるの?」と聞かれ、「こんなこと、あんなこと、ができるようにしている。それをいくらいくらの会費で提供している」という話をすると、一言
「バカじゃないの!!!!」
と言われました。
いわく、
「約30年、3500人以上の受験生を、塾と学校の両方で育てた経験があり、学校現場と受験業界の両方の現状を知っている。東京大学をはじめとする一流国立大学、早稲田、慶応、関関同立などの有名私立大学に合格させた実績もある指導者が、個人指導の形で、学習指導や進路指導に当たっている。しかも、今なお面談の質を上げるための学びを続けている。
生徒たちに好かれ、信頼されるスタッフ・講師もそろっている。
ハード面でも、全教科共通テスト高得点を目指せる映像授業も完備し、英語の速読聴ができるシステムも使い放題。
通塾回数や塾滞在時間にも制限がなく、通い放題。
英検、漢検の準会場でもあり、便利に受験でき、対策授業も充実している。
そんな塾を首都圏で作ったら、年間200万会費が取れるぞ!!! それをその値段で提供しているなんて、君はまともに経営する気があるのか!!! あきれてものが言えない!!!」
ということだそうです。
まあ、現実には、兵庫の片田舎で、年間200万の塾会費をとることはほぼ不可能でしょうし、そのつもりもありません。また、本当に私の塾にそれほどの価値があるのかもわかりません。
ただ、私の理念、想いは、以前のブログ記事でも書いたように、
「田舎の受験生に、最新トップレベルの学習指導、進路指導環境を届ける」
「教育の地域格差を無くする」
「都会の塾=一流、田舎の塾=二流 ではないことを証明してみせる」
ということですので、そのぐらいの会費をいただいてよいくらいの塾を作るつもりで、20年走ってきたことは、胸を張って、事実だと言えます。
そして、以前書いたように、はっきり言って「寺小屋は塾生が自慢」です。
どこの塾にも負けない塾生たちが、育ってくれていることに、私は自信をもって胸を張りたいと思います。